・73人の小児(通常リクルーメント:37人;標準ケア:36人)がこの解析の対象となった。介入1時間前、通常肺胞リクルーメントか標準ケアに無作為化された小児間で無気肺は、仰臥位(83.3%、両群とも;P>0.99)でも伏臥位(88.9% vs 91.9%;P=0.970)でも同等であった。抜管前での無気肺の頻度は通常肺胞リクルーメントをうけた小児でより低く(8.1%)、それとくらべて標準ケアに無作為化された小児では47.2%であった(絶対リスク減少:39.1%[95%信頼区間:20.6〜57.6%);P<0.001)。