・我々は系統的レビューとRCTsのメタ分析をおこなった。検索したのは、Medline・Embase・Web of Science・Cochrane Database(1970〜2020)で、NMBAsに対する薬物的補助薬の使用を比較したRCTsを対象とした。周術期のNMBAs投与量を記載していないRCTsは除外した。主要評価項目は、臨床的に容認可能な神経筋ブロックの深さをえるために使用された全NMBA投与量、とした。エビデンスレベルの評価は、GRADE基準を使用した。データの提示は、標準化された平均差(SMD)とした;I²は異質性に寄与する分散の割合を表した。